’17.10.7 認知症(徘徊)高齢者声掛け・捜索訓練 : 北野中央自治会が共催

高齢化が進んできている時代において「認知症」は、今や5人に1人はかかるとされ、誰にでも起こりうる身近なこととなっています。
認知症の症状の一つに「徘徊」がありますが、今回は、「寸劇」や「声掛け。捜索訓練」を通して認知症を正しく理解し、声の掛け方など認知症の方との関わりを学ぶよい機会となりました。

主催は北野地区社会福祉協議会と北野地区福祉のまち推進センターで3回目の今年は、10月7日(土)北野連合会館に70名が参加して行われました。
また、声掛けの実施訓練場所として北野第二公園周辺が選定されたことから、当自治会が、社会福祉法人 厚仁会(実務担当)と共に共催者となりました。

訓練は、民生委員・児童委員協議会の方々などが演じる寸劇を見て認知症を学ぶことから始め、訓練のやり方の説明を受けた後、北野第二公園周辺に出かけ徘徊者役の方に声をかけ、警察に通報するなどの訓練をしました。

訓練終了後、会館に戻り、グループに分かれ、感想や、問題点などを話し合いました。

取りまとめとして、

1.声を掛けるには勇気が必要であるが、3つの心得が大切であること。
①驚かせない ②急がせない ③自尊心を傷つけない

2.本人の前で警察に通報する際は、本人の気持ちに配慮すること。

3.声掛けは、一部の人だけでなく、地域全体で取り組む必要があること。

今回も、豊平警察署、北野地区民生委員・児童委員会、清田区役所、清田区第1地域包括支援センター、清田区社会福祉協議会、介護予防センター北野・平岡、(株)ダスキンなど多くの協力を得て行われ、それぞれの立場から助言などを頂き、多くのことを学ばせてい頂きました。

寸劇

グル-プ討議

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