交通安全対策部の事業活動の1つに「町内生活道路のパトロール」があります。歩行者が交通事故などに巻き込まれるのは、自宅付近が非常に多いことが各種公共機関のデーターからもうかがえます。生活道路での交通事故を減らすため、日ごろから施設面などの点検が大切です。
交通安全対策部では、5月の下旬頃から、生活道路のパトロールを行って、冬期間に傷んだマンホール付近の陥没状況や道路の損傷情況、歩道に張ったシールや標識の破損などのハード面の点検を行っております。
歩行中の交通事故死者281人のうち208人が高齢者で、全体の74.0%を占めています。年齢別では75歳以上が143人(68.8%)を占め、道内の高齢者は26.8%であるのに対し、事故に遭った高齢者の占める割合は74.0%で、人口割合の約3倍のとなっています。
このことから高齢者は、自宅付近の道路で歩行中に「車のスピードや距離の目測に関して、判断能力や運動機能の衰えを自覚して、渡りきれると思って車道に出てしまわないよう注意してください。」
町内会の自宅付近の交差点には、多少危険な面が見えるところもあります。慣れた道路で事故が多いことが道警のデータ(27年度版)からもうかがえます。
道路管理者に標識など施設面を修理をして頂きたいところもあります。また、面白いデータがありました。老人クラブに入っている方は、事故の率が少ないようです。老人クラブに何かあるのかな? さらには、上着の色が黒色の人が事故にあいやすいようです。西北野町内会会員の皆様、交通安全対策部では、事故防止の啓発資料を回覧する予定で準備を進めています。