札幌市では自主防災強化のため、毎年、市民の規範となる活動を行った個人や団体を表彰しています。
阪神淡路大震災の翌平成8年度に表彰要綱を改正、11年度から町内会及び同連合組織を対象とした“防災表彰”を開始、毎年大震災を契機に設けられた防災とボランティ週間に表彰式を行い、昨年までに182団体が表彰されております。
本年度の表彰式は、平成29年1月25日、札幌すみれホテルで開催され、12団体。清田区からは北野地区では初めて北野中央自治会が表彰されました。
北野中央自治会は、平成21 年に自主防災組織を立ち上げ、「自主防災活動内容」「自主防災組織図」や「北野中央自治会住居図(防災マップ)」を基に、災害発生時の対応や心得を実践できるよう、消防署員の指導による防災訓練を毎年実施して災害対応力の向上に高い意識を持って活動していること。
また、区役所職員の指導によるDIG(ディグ)(災害図上訓練)やHUG(ハグ)(避難所運営ゲーム)医師による災害時の応急手当などの防災・減災に関する多様な訓練・研修等を継続実施して、自治会住民への防災意識の向上を図っていること。
また、災害時要配慮者への支援体制構築や見守り活動などにも日頃から取り組んでいることが評価されました。
挨拶された秋元市長からは、自主防災は日常の隣同士の顔の見える関係づくりが基本である旨のお話がありました。私たち自治会が日頃から実践している「小さなおせっかい」がまさにそれにあたる活動と思います。