北野中央自治会 災害時の避難所運営と救急救命講習会

10月26日(日)標記講習会が北野連合会館にて開催されました。

1.災害時の避難所運営
 講師は、清田区市民部総務企画課 地域安全係長と担当者で、はじめに、避難所開設・運営用ビデオを視聴しました。

講師からは
・特に重要なのは受付とトイレであること
・簡易トイレ(洋式、和式)の設置方法について
実際に使用する用品を使っての実演
・避難所設営について
避難スペース(一人当たり2㎡)通路(1.5mは確保したい)、福祉避        難スペースの設営、ゴミ捨て場と情報掲示板の設置
・簡易ベッドの組み立て  実物にて実演 とても簡単
・防災バッグの中身のリスト例として担当者が実施している物を披露

簡易トイレの設置方法の説明
簡易ベットの設置方法の説明
防災バックに入れておくべき品物の説明
  1. 救急救命講習

講師は、札幌清田消防団やまびこレディース隊から5人の女性隊員の皆さん、4か所に分かれ、用意された人形を使って呼吸が停止している状態での救急救命の措置訓練を行いました。

救命措置の手順

  • 倒れている人の周囲の安全を確認する
  • 反応を確認する
  • 119番通報をしてAED(自動体外式除細動器)を手配する
    協力してくれる人をはっきり指名して依頼すること
  • 胸骨圧迫 胸骨の下半分に両手を重ね5センチほど沈むくらい
    100~120回/分を絶え間なく
  • AEDの使用 パットの張り方や、傷病者の体から離れてショックボタンを押すことなど

救急車が到着するまで8分ほどかかるとのこと、この間、胸骨圧迫を続けるにはかなりの体力が必要と感じました。

以上が救命入門コースで、この講習参加者全員に札幌市消防局からの受講証が渡されました。

札幌清田消防団やまびこレディース隊の皆さん
救急救命とAED使用方法の実演

 

参加者は23名と過去の講習会に比べて少なく、また、ほとんどが高齢者で、是非習得して欲しい知識や体験の機会に、若い会員の参加がなかったのは、とても残念なことでした。