平成28年度第2回役員会議が、6月15日(木)13時から連合会館で開催されました。先日の三役会議で素案が検討された議案について、特に夏祭りの実行委員会の立ち上げについての議論がありました。今後の拡大役員会で、班長さんに実行委員会のメンバーに入ってもらう方法などについて時間をかけて議論しました。イベント内容については、三役の素案通りとなりました。
そのあと、春の会議から保留となっていた「災害時要援護者・支援者連絡網」について、今後の取り組みなど議論が続きました。実は、この組織は原案ができてから数年が経過しており、該当者の移動が相当数あり、作り直す必要が生じてきました。
昨年までは、札幌市のハンドブックも、西北野町内会の災害時要援護者・支援者連絡網も、下図にある内容でした。今年度新しく、連絡網を作成すべく札幌市のホームページや内閣府(防災担当)ホームページなどで調べてみると、「災害時要支援者の避難支援ガイドライン」は「災害時基本法」が改正され、「避難行動要支援者」と変わっており、名簿の作成は市町村長が行うようになり、「避難支援者等関係者に提供することになっておりました。
札幌市のホームページに、改正されたガイドブックが載っていおりましたので、拡大役員会での説明用に全員に配布できる数をいただいてきました。
ガイドブックに記載されている内容を見ると、従来町内会で行っていた連絡網を作るだけでなく、下図にあるように、①名簿情報提供の申請、②協定の締結、④名簿情報の提供を受ける、 ⑤災害に備えた個別避難計画を名簿にある全員に個人面接を行った上で作成する、など大変な作業があります。
「避難行動要支援者・支援者等関係者連絡網」を新しく作成するには、大変な作業が予想されますが、町内会役員並びに会員および要支援者とのコンセンサスを十分取り合って、相互理解を深めていくような活動を進める必要があります。
今後も検討を進め、どのような取り組みがベターなのか、ワーキング・グループなど作って、関連官庁とも連絡を取りながら推進していかなければと思っております。