4月6日、西北野町内会にある北野小学校では入学式が行われ、64名の新1年生が入学しました。この後7日から小学校で1年生の引率下校が13日まで行われました(学校広報紙「ひびきあい」より)。1か月余りたちましたが、学校教員、保護者、PTAおよび地域住民の皆様による登校時の見守りは、それぞれのスッタフの数は少なくなったようです。
登校時は時間帯がきまっており、8時から30分ほどですので、子供たちも大勢いますし、見守りの大人の方も多いです。この時間帯は交通安全に特化した見守りでしょう。子供たちを交通事故から守ることは大切なことですが、しかし、今年3月までに、札幌市では下図にあるように、すでに183件(清田区で4件)の声掛けや、付きまとい、体への接触などの事案が起きています。これを防ぐには、西北野町内会会員の「沢山の大人たちの目」で、見守ってあげることがもっと重要と思います。
上記データを見ると、時間帯は、14時ころから多くなり、15時~18時までが倍以上の多さとなってます。これは、発生時の子供の状況を見ても明らかで、下校時が圧倒的に多くなってます。
西北野町内会では、従来から「子供の見守り活動」を、活動方針の1つとしております。昨年までの見守りは、会員各位が日常の生活の中で、例えば下校時の時間帯で、庭仕事、庭の草花を眺める、買い物に行く、散歩する、犬の散歩をする、ゴミ出しをする、歩道を掃除する、冬期なら家の周囲を除雪する、など負担にならない程度に、沢山の大人の目で、見守りをするという活動でした。
今年4月に行われた役員会では、昔行っていた腕章やジャンバーを着用して、積極的に声掛けなどを行っては、との意見が出てまして、結論が先送りされております。
被害にあわないよう子供たちへの教育はとても大事なことで、すでに、学校では十分に取り組んでいることと思われます。しかしながら、3月末に報道された、埼玉県の誘拐・拉致・監禁事件は、とてもショッキングなものでした。犯罪者に十分な準備と、巧妙な手段を用いられると、子供たちは被害にあってしまう可能性は高くなります。過去の事件がこのことを証明しております。地域で、不幸な犯罪が起こらないようにするには、繰り返しますが、「沢山の大人たちの目」が必要です。
役員の皆さまだけでは長続きしません(過去に行いましたが、今は行っておりません)から、地域全体で子供たちへの見守りに対するモラルを高め、日常生活(上記内容など)でのご協力を頂けるような活動を続けていくよう期待します。